国民健康保険と社会保険の違い

はじめに

個人事業主や会社員、主婦、学生の方も、どんな保険に入るか知っていますか？

国民健康保険（国保）と社会保険（社保）の違いを5つ紹介します！

①加入する人の違い

　・国保：自営業・フリーランス、収入のない人が加入

　・社保：会社員・公務員、一定の収入があるパートやアルバイトが対象

②保険料の違い

　・国保：前年の所得によって決定され、全額自己負担

　・社保：現在のお給料を基に計算。保険料の負担は会社と半分ずつ負担

③扶養の違い

　・国保：扶養という概念がありません

　・社保：扶養家族が何人いても保険料は変わりません

④手当の違い

　・国保：傷病手当・出産手当はありません

　・社保：どちらの手当もあります！

⑤運営の違い

　・国保：各市区町村が運営

　・社保：協会けんぽ、健康保険組合などが運営

国保は基本、健康保険料部分のみ、別に国民年金の支払いもあります。

それに対して社保の場合は、健康保険料、国民年金、厚生年金、40歳からの介護保険も含まれています。

どっちがいいの？と思った方。

国保は“所得控除を活用することで保険料がダウンできるし、社保は給与だけで判定になるけど扶養家族が負担なしで加入できる、というのは大きなメリットです！

どちらの特徴も知っておきましょう。

参考になれば嬉しいです。