青色申告と白色申告

執筆:税理士 後藤亜沙美

はじめに

青色申告と白色申告、 いったいいくら税金が変わるの?!

同じ利益でも、青色か白色で税金は大きく変わります! 

みてみましょう。

 青色申告と白色申告の納税差額

仮に年間の利益が200万円の場合、青色申告と白色申告で実際に納める税金はどれだけ違うのか? 

青色申告なら所得税&住民税合計で《約10万円》 白色申告より税金が少なくなります!  

ただし条件があります。

  • 青色特別控除65万円(帳簿ソフト+電子申告なら満額OK) 
  • 控除が所得税・住民税にダブルで効く 
  • さらに赤字は3年間繰り越しOK=翌年の利益と相殺できる 

(利益200万円×税率10%+住民税10% ≒40万円 → 控除で約13万円節税イメージ

理由

青色申告と白色申告の納税差額、その理由を説明します。

1.青色申告特別控除65万円! 

それ以外にも青色申告では、 

2.赤字が出たときは次の年に繰越し 

3.家族への給与(青色専従者)も経費にできる。 

申告方法”を変えるだけで、 手元に残るお金が増えますよ!

おわりに

利益の金額が大きければ大きいほど 、青色申告と白色申告との税金の差額も大きくなります。

つまり、青色申告の節税効果が高くなります! 

ただし、青色申告にするには帳簿作成の手間があるので、その手間と比べて白色申告のままでいい、と思うのか、人それぞれですね。 

参考にしてみてください!

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