
答え・住んでいる市区町村に納める税金で前年の所得を基に計算され、会社員は給与から天引き、個人事業主は一括か分割で納税。
はじめに
実は、5,6月は住民税の時期なんです!
住民税っていつ、誰に、どのぐらい払うのか知っていますか?
お給料、収入のある方は(金額によって税額はないですが)所得税以外に、住民税も支払っています。
所得税の影に隠れがちですが、意外にも所得税より納める金額は大きいのが住民税。
今回は住民税の基本を書いてみます!
最後に、会社員の方は退職した時に大事な注意点もあるので知っておくと良いと思います!
計算方法
ここが大きく所得税と違うのですが前年の所得を基に計算します。
住民税は1年遅れで税額が決定され納税します。
具体的には、前年の課税所得(総所得ー所得控除)に一律10%を掛けた金額となります。(細かな計算は省きます)
納める時期
前年の所得を基に計算され、毎年6月頃決定します。そろそろ住民税通知書が届く時期です。
会社員の場合は6月~翌5月の1年間、12回に分けて給料から天引きされます。
個人事業主の場合は、一括払いか分割払いか選択ができ、分割の場合は6月・8月・10月・翌1月の4回に分けて納めます。
会社を辞めたら?
会社員の場合は年12回給与から天引きですが、退職した場合、納め方がいくつかあります。
例えば10月に退職した場合、残りの7カ月間の住民税が天引きできません。
残り7か月分を最後の給料で全て天引きする場合、または、自分で直接納める場合、転職先に引き継ぐ場合があります。
会社によってやり方が違うので最後に全て天引き!となった場合には手取りが大きく変わります。
その辺りも知っておくとびっくりせずに済みますし、準備もできます!
まとめ
住民税の正体が少しは見えてきたでしょうか?
会社員の方は天引きされているので影が薄い存在ですが、住民税の基本、知っておいて損はありません。
退職のときは気を付けて下さいね。
個人事業主の方、そろそろ住民税通知書が届く時期。
所得税を納めた後は住民税のことを忘れがちですが、納税の準備をしておきましょう。
参考になると嬉しいです!