
どんな申告書?
答え・ひとことで言うと【変動】!
確定申告後にこのテーマで恐縮です。
今回の申告書を見直すもよし、次回の確定申告に是非生かしてくださいね。
はじめに 税務署はこんな申告書を狙っている!?
税務署は、署内のAIシステムで税務調査に行くところを選んでいます。
その選ばれ方は、AIを使って変動の大きな申告書を異常値として判定しているようです。
何の変動?というと売上、経費、所得、についてです。(全部ですね。笑)
前年と比べて売上が大幅に増えた場合成長している事業所はそれとともに所得も増えているはずです。
売上が増える、所得が増えるということは取れる税金も増えるということ。
また、処理が複雑化しミスが見つかる可能性も上がります。
また粗利が大きく変わる場合にも注意しましょう。
※ここまでで、その出た金額が正しい場合には正々堂々と申告してください。
対策は?
ではここからは私も実務でやっている対策を2つご紹介します。
1.毎年同じ科目に統一
科目が毎年曖昧だという方いませんか?これを統一することで変動は最小限になります。
科目については、帳簿の初心者さんだとどれが何の科目?と迷うことがあると思います。
でも、あまり気にする必要はありません。
例えばガソリン代は、消耗品費でも車両費でも雑費でも修繕費でも構いません。
どの科目にしても、経費は経費です。ただ、一度決めたらその科目を翌年も変えないようにしましょう。
結果、申告書の金額が変動しているように見えてしまいます。
2.付記事項の記入
青色申告、白色申告、どちらの決算書にも【本年中における付記事項】という項目があります!ここを利用しましょう。
先程の科目の例ですが、今年から消耗品費から車両費に変更した!という場合、付記事項に書いておきます。
「今年より車両費に科目を変えたため消耗品費が少なく、車両費が大きくなっています」のように記入することで、税務署の疑問がここで解消されるので余計な疑念を持たれずに済みますよ。
他にも、今年、大きな修繕があった、今年、臨時の大きな売上があった、引越しして家賃が大きく変わった、
など変動について説明がつくものはここに書いておくと良いです。
私も実務でよく、ここを使っています。
税務署から何も連絡がないのは認められた?
よくある勘違いです。
税務署は、内容が滅茶苦茶な申告書でも、どんな申告書でも基本受け取ってくれます。
還付もしてくれます。還付金が返ってきた!といって申告内容にOKが出たわけではありません。
過去の申告について問い合わせが来なかったから全部経費として認められた、この処理は合っていた!というのは間違いです。
数年たってから過去の申告について税務署から問い合わせがあることがあります。
怪しい処理や自信のない処理、認められたわけではありません。
心配な方は再度見直しましょう。
まとめ
でも、実際に事業内容が変わったり、大きく環境の変化があったり、前年の金額とかけ離れた数字になることはあります。
気にし過ぎて、手を加えないように、金額が正しいのなら堂々と申告しましょう!