申告が必要かどうかの見極め方。

執筆:税理士 後藤亜沙美

はじめに

まずは自分の収入を把握することから!

確定申告が必要かどうか、見極めましょう。

今年受け取ったお金、どうやって受け取ったかを確認しましょう。

よく聞く確定申告の不安。

「何からやっていいか全く分かりません。」

よく聞きます。初めてだと特にそうですよね。分かります~

でも分からなくて当たり前。

申告までのステップがありますので一つずつ進めていきましょうアップ

まずは自分の収入を確認

税金が発生するのは大抵、お金を受け取った場合。

その収入が確定申告が必要かどうか、確認できれば良いのです。

お金を受け取った場合は例えば・・

  • 給与、年金、退職金など右差し基本不要
  • 年末調整未済右差し申告した方がいい
  • 二か所給与右差し基本必要
  • 事業・副業での収入右差し金額による
  • 家賃収入右差し金額による
  • 不動産を売った右差し利益が出たかどうか
  • 車を売った右差し事業用かどうか
  • 株を売った右差し特定口座なら不要
  • 仮想通貨を売った右差し金額による
  • 配当金右差し特定口座なら不要
  • 懸賞金右差し金額による
  • 生命保険の解約金右差し金額による
  • お金をもらった(贈与)右差し金額による
  • 宝くじの当選金右差し申告不要

などなど。

簡単に答えも書いてみましたが個別判断が多いですね。

必要かどうかは金額、モノにもよりますし申告不要だけど、申告した方が良い

というのはその人の状況によります。

このパターンは配当や株関係にあるのですがこれ、プロの私も毎年頭を悩ませるレベル笑い泣き

(色んなパターンがあるんです)

見極めはお早めに

必要だ!と期限ギリギリに判明、これは避けたいですし、

何か月も頭の片隅にあって、最後の最後、不要!と判明。

これも悩んでいる時間が勿体ないですよね。

そこでまずは!!

確定申告が必要なのかどうか、見極めを。

頭のどこかに【確定申告・・】と残っていると、憂鬱です。

悩んでいても仕方ないのでまず自分は対象なのかどうか、答えを出してしまいましょう。

この見極めによって確定申告が必要なんだ!と分かれば準備開始♪

不要ならやることはないので安心♪

必要と分かれば余裕があるうちに動くに越したことはないです。

例えば税務署や無料相談に行くにしても早めに予約締め切りになって

抽選ということもあるようです。

余裕を持って次の行動につなげていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました