執筆:税理士 後藤亜沙美

答え・開業届と確定申告義務は関係ありません。
はじめに
開業届を出したけど、確定申告は必要なのかな?と疑問の方。
開業届によって確定申告が必要になる、ということはありません。
確定申告は納税があれば必要、なければ不要です!
開業届の効力
開業届を出したから納税義務がある、確定申告をしないといけない、というルールはありません。
確定申告の義務があるのは、納税がある人だけです。
開業届を出しても納税0であれば申告不要ですし
開業届を出していなくても納税があれば申告が必要です。
開業届うんぬんで税額が変わることも納税義務が変わることもありません。
開業届を提出することのメリット
通帳の名義に屋号(お店の名前)を入れられる、というメリットがあります。
また、コロナの持続化給付金。申請するときに開業届が必要だったようです。
ということで、出さないことで罰則などはありませんが出しておけば心配はないですね。
青色申告したい場合は期限に注意
出し忘れたことでの大きなデメリットはないですが、提出したときには注意点が一つあります。
それは、青色申告をしたい場合。
開業届を提出してから2カ月以内に青色申告承認申請を提出しなければその年から青色申告できません。
言い換えると、開業届を提出してから2カ月後が青色申告承認申請書の期限になります。
私たちは実務では開業届と青色申告承認申請書を売上の目処がたったぐらいに同時に提出しています。
おわりに
いかがだったでしょうか。開業届にはそんなに効力がない、という話でした。
またいつ出す、という明確な基準もありません。
準備段階でも、売上がたったときでも自分の判断になります。
今回は私たちの提出時期をお伝えしました。
参考になれば嬉しいです